善福寺池に行ったとき、上流側に善福寺池に流れ込んでいたとしか思えない水路跡っぽい道を発見して首をひねっていました。井の頭の池では見られないタイプの水路跡です。
しかし、今日は「て」さんよりのメッセージが来ました。
千川上水も色々な顔があって、面白いですね。
現代で文献等で解明されない分水も、更に数本あるとの事です。
(善福寺、井草八幡、中央図書館、阿佐ヶ谷等々)
付替えも、あったのでしょう。
善福寺池には、補水されていた記録があります。
環八より西側では、農業用水と推定されますが、青梅街道(千川上水)から善福寺川に、数本南下しているコンクリ暗渠が今でも見られます(上荻2、3、4丁目)
玉川上水の水は、あちらこちらに居たのって面白いですね。
そうかっ!
千川上水から善福寺池への補水路の慣れの果てなら、上流側に更に水路跡があってもおかしくないのかっ!
目から鱗。
しかし、実際の流路をgoo地図の昭和22年を見ながら考えてみると、どうもしっくり来ません。
そもそも千川上水から青梅街道への分岐からして不自然な水路の接続になっています。
このあたりはかなり複雑な水路の問題がありそう。
遠すぎるので、あまり深く追求することはできませんが、井の頭池と玉川上水の関係に相似する関係が善福寺池と千川上水にあるのかも。
引いてみた §
それでも頑張って線を引いてみたぞ。
千川上水にそのまま接続するように見せかけつつ、実際は青梅街道沿いの田用水に接続している感じです。はたしてこの解釈で良いのかは分かりません。
余談 §
地図とにらめっこしていたら近くに井草民俗資料館なんてものを見つけてしまった……。善福寺池を一周して戻ってくる気があれば、十分に自転車で行けてしまう距離だ……。